『ANTHEM』はどれくらい遊び尽くせるのか
メカ、ロボ好きにとっての理想に近いのではないだろうか
メカ好きゲーマーの理想は、荒廃したフィールド上で敵メカを倒したジャンクで強化や修理、換装を施していくTPSだと思う。
それに近しい、雰囲気の『ANTHEM』には期待が持てる。
自由に空を飛び、地を駆け、水中を潜行する様。このアクション性は、まさに動かしたかった操作性だ。
本体のアーマーには種別があり、武器や換装する武装やアビリティに差があるといったカスタマイズ。
武器とは別の攻撃手段のアビリティ。味方とのコンボでダメージが上昇するシステム。
どこか『Warframe』を匂わせる作りだが、あちらと決定的に違うのはオープンフィールドであること。
探索する面白さ、少しずつ広がっていく全貌。各地で起こるランダム性。
CO-OPというのも探索、探検の面白さを倍増させる。
『Destiny』でイマイチ物足りなかったフィールドの探索欲を満たしてくれるかもしれない。
この手のゲームで心配なのは、どこまで遊び尽くせるか。要はやり込みの深さ。
レベルマックスまで上げ、全部の武器、アビリティを楽しんだ。
で、終わりではあまりに味気ない。
ある程度のハクスラ要素も見込めるので、理想のレジェンダリー武器集めなり、アビリティの拡張なり。やり続ける要素がたくさんあるといいのだが。
先に上げた『Warframe』は、性能を拡張させる「MOD」が驚くほど大量に用意されているので、その付け替えだけでも、かなりの選択肢があり、1つのフレーム、武器に対して追求できる遊び方がかなり存在する。
『ANTHEM』はアビリティの付け替えで色々試せるようだが、最強の組み合わせで満足した先のやり込みがあるといいなと思う。